ロスジェネ&もしドラ

ずっと雨。大雨。撮影できないです。
大きな災害に発展しない事、祈るばかりです。また被害に遭われた方に対し心よりお見舞い申し上げます。
空撮写真もないので、今日は"本"のレビューを書いてみます。
 
イメージ 1   仕事漂流 ― 就職氷河期世代の「働き方」
   作者:
稲泉 連
   出版社: プレジデント社 (2010/4/15)
   単行本(ソフトカバー): 357ページ
   ISBN-10: 4833419327
   ISBN-13: 978-4833419321
 
 
 東大、慶応、早稲田・・・なぜ学歴エリートたちは会社を辞めたのか?(帯より)
彼らはみな1979年生まれの僕と同世代で、いわゆる「良い大学から良い就職」を成し遂げた。1990年代中頃から2000年代前半にかけて――「就職氷河期」に企業社会への第一歩を踏み出し、「ロストジェネレーション」とも呼ばれるようになった彼らは、かつて信じられていた「価値観」に照らせば、就職に成功した「勝ち組」とされる人たちだろう。ただ、彼らは働くことに対する社会環境や、企業側の求める人材像が大きく変化していく中で、社会人としての最初の日々を送った。そして、一度は就職した企業を辞めることとなった。(前書きより)
 
 そのような人たちを取材したノンフィクション作品。朝日新聞が2007年年始に、我々の世代をロストジェネレーションと呼び、一面に連載を組んだのをよく覚えています。私は著者と同級生にあたり、まさに自分らが新聞に載っていたわけです。
 また友人に、この本に出てくる方同様、いわゆる大企業を自ら辞めた人が数人いて、そんな近さからこの本を買ってみました。が、帯に「若手の心を理解したいミドルに読んで欲しい本」と書かれているよう、どの世代が読んでも、十分興味深いのではないかと思いました。 団塊、バブル、ロスジェネ、ゆとりと、世代にはいろいろと名前をつけられることがあるように、やはり時代に影響される価値観があるのは否めないと思います。「時代」を言い訳にするのではなく、「時代」を理解するために、読んで損の無い1冊だと思います。
 
 恵まれたことに、私は普段、高校生とソフトボールして飲みに行くこともあれば、団塊の方とスーツ姿で飲むこともあります。新鮮な感覚を、自分の価値観だけで捉えないよう注意したいと思います。
 

イメージ 2   もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
   作者
: 岩崎 夏海
   出版社: ダイヤモンド社 (2009/12/4)
   単行本: 272ページ
   ISBN-10: 4478012032
   ISBN-13: 978-4478012031
 
 
 売れてますね、この本。内容は、高校野球部のマネージャーになった主人公が、勘違いして会社経営の本「ドラッカーの『マネジメント』」を買ってしまい、それを基に同野球部を甲子園まで導いていこうとする話です。経営関連の本は、小難しいことが多いですが、本書はまずその設定が面白いですし、非常に読みやすく、書いてあることも浅くなく、良かったです。
 松下幸之助氏にしろ、今回の主人公が読むドラッカー氏にしろ、まずすごいなと思うのは、だいぶと前に書かれた内容であるにもかかわらず、どこにも古臭ささを感じず、現代に通用するところです。ということは、いかに経営の原点は1つということなのでしょうか。上で書いた時代に影響される価値観がある一方、時代を選ばない考えがあるのでしょう。頭でっかちにならないよう気をつけながら、いろいろと読んでいきたいと思います。
 
 そういえば、一人親方にはじまり数十人規模の社長さんに至るまでいろんな経営者の方と、これまた私は飲む機会があったりします。そんな中で、たま~に、こういった偉人と同じ感覚を持っている人が居て、その時はもう感心しています。
 
以上、興味がありましたら。しかし、飲んでばかり。