オーバースペックな仕様書と私らの熱い思い

航空測量用カメラもだんだんとデジタルが主流になってきており、
仕様書で指定されることも増えてきました。
目的によっては技術の進歩ということで全然悪い話ではないのですが、
仕様がオーバースペックになっているケースも、これまた多しです。

例えば河川に発生した外来種の分布調査のような生物関連の空撮業務において、
国土地理院が地図を作るような仕様は必要ありません。
コストを見ると、小型ヘリ+市販デジカメで撮影&GIS化すれば50万のところ、
大きな固定翼+最新鋭機材+補正のための現地測量となると300万といった具合です。
この場合、撮影チャンスを見てもヘリの方が低空で有利なので水草発生のタイミングで調査できます。
成果は、同じ高解像度オルソ画像です。植物分布域を捉える目的はどちらでも達成できます。

いかに調査目的に合った必要十分な撮影をするか。
いかに撮影目的、予算に最適な撮影をコーディネートするか。

これが弊社スカイマップの課題であり、存在価値の大きな柱の1つと考えています。
もちろん経営的には、50より300の売上が上がった方が利益が出るわけですが、
それに甘んじるのであれば会社をしている意味がないと思っています。
何といっても私らはベンチャーですから。

幸いなことにこれは私個人の思いではなく、弊社社員全員で共有できていて、
仕様書見て「水草見るのに地理院みたいな撮影いるかいな」って、
全員が全員、開口一番ツッコんだので、持つべきは同士だなと思いました。

なぜか。どうすべきか。
別に仕様書作成者が悪いわけでもなく、これは我々の発信力の無さが原因だと思っています。
まずは発信力を高めて、そんな撮影があるんや~と覚えてもらうよう努力していきたいと思います。
強いては、国の財政を助けられると思いますし。

そんな意気込みで弊社は15期を迎えました。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

スカイマップ株式会社
代表取締役 三田友規
http://www.skymap.co.jp/