(会場が近いと仕事の合間に行けるのでラッキーです)
シンポジウム S09 「生物多様性評価の地図化」
これを聞くのが一番の目的でしたが、期待通り面白いテーマでした。
生物相情報のGIS化は研究レベルでは前からよく見かけましたが、これを環境省が国レベルで動き始めたことは本当に素晴らしい事実。生態系は、保護するにも、利用するにも、管理するにも、可視化・地図化をすることで、次のステップが踏みやすいものです。
あと蛇足で個人的に思ったのは地図であるからには美しさも大事ということ。今回のテーマもGISデータの公開ではなく大判主題図をゴールとするなら、作業者のセンスでなく地図屋さんやデザイナーなんかが参加するようになればおもしろいなと思いました。
地図の見栄えは"使いやすさ"&"受け"の両面で大事かと思うんですよね。例えばナショナルジオグラフィック誌に出てくる地図のように。
この面白いと感じた一連のテーマに我々がどう貢献できるか、1つはグローバルからローカルに落としてくるタイミングで、弊社の航空リモセン技術は活躍できると思っています。あとはGIS技術もそれなりの自信を持っているので、規模に関わらず、その辺でも何か役に立てればといったところです。
話が変わって、懐かしい面々にバッタリ会えるのも学会参加の楽しい所です。
それからスライドに私どもが空撮した写真やオルソ化したデータが登場する発表がちらほらあり、大変、うれしい気持ちになるとともに、こうやって納品データのその後を見れるのも学会参加の醍醐味だなと思いました。
演者・主催者の方々、ありがとうございました。
スカイマップ株式会社 http://www.skymap.co.jp/