「森林GISフォーラム-3次元計測と森林GIS-」に参加

先週は東京で「森林GISフォーラム-3次元計測と森林GIS-」に参加。
http://fgis.jp/cont/2012tokyo2/2012tokyo2.html

名前の通り森林GISをテーマにしたフォーラムですが、中でも今回は3次元計測ということで、
ステレオ航空写真DSM(表層高モデル)や、航空レーザー計測の具体的な講演があり、
ドンピシャで興味深く、直接的に参考になるイベントでした。主催者、演者、紹介してくださった方、
大変ありがとうございました。その中で2講演について簡単に感想を。

まずアジア航測の大野さんの発表は、航空レーザーを活用したゾーニングの話で、
林相図の作成に航空レーザーの反射強度データを応用していたり、
森林の垂直構造の把握に反射パルスの垂直分布を用いてみたり、なるほど流石なものでした。
ハード面が先行した感のあるウェーブフォームLiderの実利用も近いかもしれません。

続いて島根大学 米先生の発表は、
隠岐の島を対象に、多時期の写真DSMを使ってその変化を追っていく話で、
1965、1995、2005年のDCHMが時期を経るごとに高く移っていく、
スライド数枚が綺麗で印象深かったです。(見せ方も勉強になります)

航空写真の特徴として、米軍、地理院林野庁が今までに整備してきたデータがあることで、
過去に遡れるという大きな利点があります。
またそこからは写真測量にて表層高を出すことができ、樹冠高などに活用ができます。
スパン長く考えていく必要のある森林を対象にする場合、本当に有用なデータだと思います。

あとは、樹木など地面に乗っかっている物の高さをみるためには、
地盤高(DEM)が必要で、それはできるだけ正しく詳しいほどよいことになります。
そうなると、やはり航空LPが正確で有用となりますが、
国によって整備されたLPはまだまだ一級河川域などが中心で、山林部は既存データがあることは稀です。
地盤はあまり変わらないし、とりあえず一回でいいからLP欲しいとは、森林関係の方からよく聞く言葉です。

発表ではこの辺の話もあり、
これらは常日頃、僕も思う所であり、共感部分が多かったです。

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最後に話が変わって、会場の東京大学農学部 弥生講堂の写真です。
ここは初めて学会発表した場所なので思い出深いです。あの時は台風。今回は雪でした(笑)

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