SKYMAP WEBLOG

スカイマップ株式会社の中の人(@tmnr0202)によるWEBLOGです

『GIS NEXT』Vol.73 に載りました

 憧れの雑誌『GIS NEST』に載っちゃっいました。嬉しすぎてもう(涙)です。ご購読されてる方はぜひ第73号のgフロンティアという記事をご覧頂ければ幸いです。 GIS NEXT vol.73

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   何が嬉しかったって、この雑誌は創刊が僕がGIS触り始めた頃とほぼ合致してて、研究室でこの新しく出た雑誌面白いなぁって眺めてたものなのです。一緒に歳を取り、今回、なんと載る立場になれたっていうのが何とも嬉しいです。

f:id:skymap_japan:20201030112715p:plain この ユビキタスの表紙とか覚えてます!懐かしい!

 インタビューをすごい上手にしかも正しくまとめてくれていて、記者さん(ちずらぼさん)に感謝感激です。ちなみに会社ではなく個人を取り上げる連載ということで、学生時代に阿寒湖に注ぎ込む小川を全て歩き回ってマッピングした話なんかも載せて頂いています。

 文章では「"ソムリエ"を目指して」という表現が出てきます。これは前にワインソムリエの方に、僕も詳しくなりたいと話した時、「君達はワインの勉強する必要ないですよ。相応しいワインを選ぶのは我々がやります。あなた方は料理とお酒を楽しんでください」と言われたことからきています。

 この時、もうしびれちゃってしびれちゃって(←ワインのせいかもしれませんが)、リモセン業界で同じことを言える日を目指しています。ドローンがいいのか、航空機がいいのか、はたまた衛星データが向いているのか、悩む必要はありません。解析まで含めて相応しいGISデータは我々が準備しますので、皆様方は存分にデータを存分に楽しんでくださいと。

 

skymap.co.jp

www.nextpb.com

GISと就職

 

 この記事の最後に書いている 「GISができる人材がいない組織でGISのニーズを引き出すことができれば強みになる」 「GIS部門を立ち上げて将来は統括する立場」 というのは、ほんとにやりがいあります。(また別の機会に書くとして)これは私の実体験です。

 GISと就職。悩みますよね。個人的に思うのはGISはあくまで道具。だからGISという言葉にとらわれてしまうと迷子になると思います。

 わかりにくい例えをするならGISは"包丁"。どんな料理を作りたいかが大事です。どんな料理にでも使えますから。一方でそもそも包丁を作りたいというのもいい仕事と思いますし、料理教室を開くってのもあり、既成品の包丁を研ぐ仕事も素敵だと思います。

 あとは材料にこだわるのもありです。航空LiDARだったり、衛星画像だったり、道路や河川など特定のベクターデータだったり。そういう畑や海に出て食材を提供するお仕事もあります。

 ほら、いつもどおり料理に例えたばっかりにわかりづらさ満点になりましたが、大学でGISに触れて、GISで仕事して、GISで会社をしている者として、少し書きたくなったもので。

スカイマップ株式会社 https://www.skymap.co.jp/

CARTO 2018 Autumn に参加

 Pacific Spatial Solutions さんの CARTO 2018 Autumn に参加してきました。

 
 クラウドGISのCARTOにまつわるイベントです。「GISの導入や操作に時間を割くよりも、データを読み解くことに注力しましょう」っていうモットーに非常に共感し、僕はCARTOの大ファンです。描画の速さ、地図の綺麗さもピカイチです。弊社HPのTOPページにも埋め込みで使わせていただいています。
 
 さて今回、1番聴きたかったのは、その活用事例としてのDigitalGlobe社のGBDXの話でした。Geografic Big Data X の略で、Xはただ米国人が語尾にX付けるの好きだからとのことでした(笑)
 
・名もなき集落のマッピング→ワクチン配布
・赤外波長にて山火事位置のマッピング→消火活動
・自動車工場の車の数のカウント→自動車生産の景気の実態調査
などの解析事例紹介を聞き、やっぱりラスタービックデータは楽し過ぎる!と思いました。小さいながら私も、1データ保持者、1データ創出者として、
この楽しいテーマにはどんどん入っていきたいと思います。
 
 そして弊社サーモマップもCARTOに載せて遊んだりしているのですが、今回のイベントでは、PSSの今木さん、八十島さん、直々に紹介をしてもらっちゃいまして、感謝感謝でした。
 3D建物とその影と合わせて表示させたサーモマップは、非常に興味深く、データ取得者としてこういうの見るのはホントに嬉しく、心がざわざわします。ありがとうございます!!
 
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今木さんのご講演
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カタログにも!
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十島さんのご講演
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GBDXとSKYMAP並んでた~!
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会場はあべのハルカス25階でした
 
2018/10/24  スカイマップ株式会社 http://www.skymap.co.jp/
 
 

瓦屋根(台風21号被害)の調査

 先日の台風21号によって大阪では数多くの屋根瓦が飛びました。
 
 写真は地元友人宅一帯を空撮して点検した屋根です。新しい家でも瓦が飛んでいるとこ、結構ありました。
 体力があれば、岸和田市内全域、いっそ大阪府下全域、この解像度で地図作りたいところです。サポートのお声お待ちしております。あはは。
 
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2018/9/6  スカイマップ株式会社 http://www.skymap.co.jp/
 

岸和田高校でお話させてもらいました

先日、母校の大阪府岸和田高校でお話しをさせて頂きました。
とっても楽しかったです。

大阪府より「グローバルリーダーズハイスクール (GLHS)」の指定を受けており、
サイエンス領域の未来を拓くグローバルリーダーの育成を目標としています。

その一環として、「文理課題研究」において、
GIS を取り入れた授業を実施し、研究成果を ArcGIS Online で公開したり、その活動は本格的です。

またその研究内容は生徒さん達自身により学会発表などもされています。
日本地理学会では二年連続、表彰されており、大変優秀です。

後輩たちの益々の活躍を期待したいと思います。
2022 年地理必修化の頃にはリーダー的存在になるでしょう。

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2018/6/15  スカイマップ株式会社 http://www.skymap.co.jp/

高校地理の図表にサーモマップが載りました

わー!帝国書院の高校地理の図表にサーモマップ®載りました!!
個人的にも高校時代、勉強関係なく一番の愛読書だったから、これは嬉しいです。
 
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○図説地理資料 世界の諸地域NOW 2018 
AB判 256ページ(本体)+32ページ(別冊 地形図・白地図ワーク・統計)
本体889円+税

○新詳地理資料COMPLETE 2018
AB判 312ページ(本体)+28ページ(別冊地形図・白地図ワーク・統計)
本体898円+税
スカイマップ株式会社 http://www.skymap.co.jp/
 
 

ご挨拶

 新年 明けましておめでとうございます 
 旧年中は格別なご高配を賜り厚く御礼を申し上げます 
 
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 GIS技術者が自ら空を飛ぶ、事業用操縦士が自らリモセンソフトを使いこなす、そんなことを日常的にやっています。"空"は我々にとって身近なフィールドです。 
 
   今、国内外を問わずUAV(ドローン)の登場により、だいぶと空の世界は近くなりました。が、UAVこそ準備したが、まだまだ空の世界はハードルが高いとも相談を受けます。弊社では予てより、通常、訓練用にしか使わない世界最小型ヘリコプターを使ったり、非測量用のカメラを使って測ったり、如何に必要十分な成果を最適な手法で得るかということをモットーにしてきました。 
 
 ドローン界と航空界の取り持ちをして、世のリモセンを身近にしていくのが今の我々の使命と考えています。衛星からUAVまでプラットフォームの体系化を行い、ワインのソムリエが料理と予算にあったワインを提供するように、我々も調査目的に合ったリモセン方法をコーディネートできる能力を極めるべく、日々、精進していきます。 
  
 空輸中の映像を誰もが自由に使えるオープンデータとして開放しているのも、空の世界を身近にしたいがためで、この映像の一部が Open Source Geospatial Foundation さんのカバー写真に採用されたことは、我々としては非常に嬉しい出来事でした。 
 
 本年も専門技術を磨き、独自の魅力を持った航空系ITベンチャーとして成長して参る所存です。ご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。 
 
           平成30年1月4日   代表取締役社長 三田友規
 
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